コロナ禍で海外への渡航が難しくなったため、海外へ行くのを我慢している方も多いですよね。
今回は、コロナが終わった後にぜひ行ってほしい「南スペイン(アンダルシア地方)」について紹介したいと思います。
それではまずスペインの魅力について見ていきましょう!
スペインの魅力
スペインは世界中から多くの観光客が訪れるような、たくさんの魅力が詰まった国です。
食事が美味しい
パエリアなどが代表的なスペイン料理は、日本でも馴染みがあると思いますので美味しいのは皆さんご存知ですよね。
しかし、実はその中でも地方によって料理に特色があるんです。
海の幸や山の幸をふんだんに使ったカルターニャ料理。
バレンシア米の産地として有名で「パエリア」や「アロス・アル・オルノ」という伝統料理が楽しめるバレンシア料理。
多くの美食家を魅了するバスク地方の料理はスライスしたパンの上に、色彩豊かな小料理を乗せるピンチョスと呼ばれる料理が特徴的です。
多くの世界遺産が楽しめる
スペインには有名な世界遺産がたくさんあります。
1882年から建設が始められ、130年以上経った現在もなお建設が続いているサグラダファミリア。
アラブ様式と中世イタリアのルネッサンス様式など芸術性の高い建物が混在しているアルハンブラ宮殿。
キリスト教とイスラム教の建物が混在する世界的にも珍しいメスキータなど、どの地方に行っても外れがありません。
有名画家の美術館がある
パリ、ロンドンと共に世界3大美術館と言われている「プラド美術館」や、天才画家と言われたピカソの作品が約3800点展示している「ピカソ美術館」、ダリの世界観が爆発している「ダリ劇場美術館」もあります。
アート好きの方はぜひチェックしてみてくださいね。
世界最高峰のサッカーを楽しめる
スペインには久保建英選手などの日本人も活躍するリーガ・エスパニョーラというサッカーリーグがあり、サポーターも非常に熱心です。
サッカー好きな方は本場の雰囲気を味わってみるのも旅行の醍醐味かもしれませんね。
南スペイン(アンダルシア地方)を推す理由
スペインは鉄道やバスなどのインフラも発達しており、料理も美味しいため全体的に非常に魅力的な国です。
しかし、メジャーな観光地のバルセロナなどでは、観光客を狙ったスリなどの犯罪も多く発生するので警戒が必要です。
その点、南スペイン(アンダルシア地方)は比較的治安が良く、気候も温かいので海外旅行の経験が少ない方やひとり旅にもおすすめできます。
マラガ(Malaga)
アンダルシア地方の地中海に面するマラガは、天才画家の「パブロ・ピカソ」が生まれた場所としても有名な都市です。
非常に綺麗な街並みで清掃も行き届いており治安も良いので、ひとり旅や女性同士の旅行でも比較的安全な街と言えるでしょう。
不審者や浮浪者も見かけませんでした。
街の壁にアートも描かれていて、とにかくおしゃれ!歩いているだけでテンションがあがります。
マラガのエンカルナシオン大聖堂は壮大で、昼と夜で印象がガラリと変わりますので、ぜひ両方の時間帯でご覧いただきたいです。
大きすぎて写真に収まりきりません。
クリスマスの時期にはイルミネーションが装飾され、多くの人が訪れます。
地中海に面する広大な海岸はとても穏やかで、眺めているだけで心が癒されます。
安全で綺麗で周辺へのアクセスも良いので、アンダルシア地方に数日滞在する予定であればマラガを拠点にして各地を観光するのがおすすめです。
おすすめのホテル
マラガに滞在する際におすすめのホテルは、マラガ マリア サンブラーノ駅から徒歩1分のところにある「ユーロスター マラガ」です。
こちらのホテルには日本語が話せるスタッフがいますので、スペイン語に自信のない方にとっては安心感のあるホテルです。
私はほとんどスペイン語が話せないので、チェックインとチェックアウトの際に対応していただきました。
ひとりで宿泊しましたが、とても広い部屋を用意していただき、サービスも素晴らしいと感じました。
ミハス(Mijas)
白い壁面の家が建ち並ぶフォトジェニックな村のミハスは、マラガからバスで1時間ちょっとのところの山間部にあります。
私が訪れた日は少し曇っていたので写真映えがイマイチですが、快晴の日は白い家がキラキラしていて素晴らしく綺麗な村です。
ミハスに着くと真っ先に出迎えてくれるのが、可愛いロバたち。
ところどころにロバの銅像やイラストがあるので、シンボル的な存在なのかもしれませんね。
散歩するだけで映画の世界に迷い込んだような気分になれる街並みは、惹き込まれてしまう方も多いのではないでしょうか。
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カラフルな陶器屋さんや可愛い雑貨屋さん、小さな闘牛場などもありますよ。
ネルハ(Nerja)
ネルハは綺麗な海と、白を基調にした建物が多い観光地です。
「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれる広場は、海にせり出すような形状になっており、海の景色を普段と違った角度から見ることができます。
天気が良い日は地中海の向こう側にかすかにアフリカ大陸が見えることもあります。
バルコニーの近くのは飲食店もありますので、テラス席でのんびりと景色を眺めるのも良い時間になります。
「ヨーロッパのバルコニー」の他にもネルハ洞窟もあり、幻想的な空間を感じることができるスポットになっているので、ぜひチェックしてみてください。
コルドバ(Cordoba)
マドリードから特急電車(AVE)に乗って1時間半ほどに位置するコルドバは、イスラム文化の影響が色濃く残る古都です。
コルドバの象徴は、スペイン最大のモスクの「メスキータ」。全く異なる宗教のキリスト教とイスラム教が混在する世界的にも珍しい建築の世界遺産です。
赤と白の二重構造のアーチが美しい幻想的な空間「礼拝の間」は圧巻の造りになっています。
14世紀に建てられた城、アルカサルもぜひ訪れておきたい観光地のひとつ。
イスラム教の影響を残した歴史的なお城にはさまざまな遺産が展示されています。
お城の上から眺める立派に手入れされた庭園はとても綺麗です。
街を散策していると奇妙なドアノブを発見したり、壁の上の方に絵が飾られていたりしているので1日中楽しめる観光地です。
トレド(Toledo)
トレドは南スペインには属しませんが、素晴らしい観光地なのでご紹介します。
1561年までは首都として機能していました。
「スペインに一日しかいないならトレドへ」と言われるほど見どころ満載で、イスラム様式とキリスト様式が融合した貴重な建築物が数多く見られます。
ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の文化が入り交じり、中世ヨーロッパの街並みを残した旧市街地は、町全体が世界遺産に登録されています。
町全体が魅力的ですが、その中でも存在感を放つのが「トレド大聖堂」です。
トレド大聖堂はスペインゴシック様式の最高傑作と言われており、スペインカトリックの総本山です。
生ハムが挟まったパニーニなどを食べながら、素敵な町を探検しましょう。
海外旅行の必須アイテム
海外旅行に行く際に必ず持っていかなければならない物がいくつかありますが、忘れがちなのが海外専用Wi-Fiです。
私がひとり旅をした際も携帯が使えなければ確実に路頭に迷っていたので、事前に忘れずに準備しましょう。
イモトのWi-Fi
年間100万人以上が利用するレンタルWi-Fi大手です。
料金プランは一ヶ国プランや複数国プラン、無制限プランなど多岐に渡ります。
国によって料金プランと使用できるバイト数は異なりますが、だいたい500MB/日、1GB/日、無制限のプランが選べます。
グローバルWi-Fi
200以上の国と地域に対応している満足度の高い会社です。
無制限プランもあり、通信料を気にする心配もありません。
国内17空港、34ヶ所のカウンターで受取・返却が可能となっているほか、宅急便、コンビニなどでも受け取ることができます。
Wi-Fiトラベル
Wi-Fiトラベルは300MB、500MB、1GBからプランを選べます。
受取、返却方法は、郵便ポストへ投函するゆうパケット、宅急便、受取カウンターが選択できます。
SakuraMobile
海外用の格安WiFiルーターレンタルのSakura Mobileは海外現地企業のネットワークを用いた高品質のモバイルインターネットを提供している会社です。
現地空港カウンターにて受取ができる他、 日本の空港や宅配・郵送サービスも利用できます。
jetfi
世界100ヵ国以上で利用できる海外Wi-Fiの会社です。
350MB/日、500MB/日、1GB/日、無制限の4種類のプランが選べます。
全国51,000箇所で受取可能となっており、コンビニ・郵便局などでも対応可能です。
最後に
いかがでしたか?
南スペイン(アンダルシア地方)は海外旅行に慣れていない方でも旅行しやすいので、ぜひ検討してみてくださいね。