株式投資を始めたてだと、どの会社の株を買ったら良いかわかりませんよね。私も最初はその1人でした。
そこで今回は、私の独断と偏見で低PER株をいくつかピックアップしましたので、ご紹介したいと思います。
まず始めたての人がすべきことや、PERとは何かなどを簡単に解説してから個別銘柄を紹介していきます。
あまり株式投資に慣れていない方は、ぜひ勉強材料にしてください。
※本記事は特定の銘柄の買いを推奨しているわけではございません。株式投資は自己責任での売買をお願いします。
投資を始めたての人が最初にすべきこと
投資を始めるにあたり、まずは第一段階としてはつみたてNISAから始めましょう。
つみたてNISAも満額やっているし、個別株も始めたいなー
という方、慌てないでください。
株価の変動に慣れないうちはまだ株式を買う必要はありません。
日本株の場合、一般的な証券口座では1単元=100株からの購入となり、数万円~数百万円ほどの大きな金額を投資します。
会社の業績や市場のトレンドを知らずに買ってしまうと、株価の下落に巻き込まれて損をすることが多々あるんです。
大金を注ぎ込む前にまずは世の中の流れと市場の値動きが、どのように連動するのかを毎日チェックすることから始めましょう。
でもやっぱり早く始めたい!
という方はまず、LINE証券やSBIネオモバイル証券などの口座を開設して1株から買える少額投資から始めてみましょう。
実際にお金をかけて投資することで、痛い目を見ることもあるかもしれませんが、、実際にやらなければわからないこともたくさんあるでしょう。
少額からであれば「習うより慣れよ」の精神でやってみるのもアリです。
このようにして、毎日の値動きに慣れてきたら大きな金額を取引できる楽天証券やSBI証券を開設して取引を開始すると良いでしょう。
長期投資 or 短期投資?自分の投資スタイルを明確にしよう
投資の神様、ウォーレン・バフェットさんは「10年持ち続ける気持ちがない株を、10分でも持とう考えるな」と言います。
これは、投資する企業をしっかり選び、長期で保有することの大切さを伝えています。また「株で最も儲ける人は死んだ人と、保有していたことを忘れていた人」という趣旨の格言もあり、短期で売り買いするよりも買ってから長年放置しているほうが利益を出しやすいと考えられてます。
短期投資で利益を生むには、ファンダメンタル分析やテクニカル分析などの知識も必要になりますので、まずは長期投資をメインに考えましょう。
投資する会社の基準は?
投資をする企業を決める要因はさまざまですが、まずは一番重要な企業の決算を見て、「バリュー株(割安株)」に長期で投資してみましょう。
バリュー株とは
業績のわりに株価の安い株のことを指します。
知名度や成長性の期待度が低いことで、投資家から人気が集まらず業績に見合わず株価が低水準にあります。
しかし、投資家からの評価が見直された場合、業績に伴う株価まで押し上げられる可能性を秘めています。
グロース株とは
一方、グロース株(成長株)と呼ばれる株もあります。
売上や利益が非常に高く、新たな革新を起こす可能性を秘めているような会社です。
代表例ではアメリカ企業のアップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットなどになります。
経済成長の著しいアメリカであれば、グロース株に投資しテンバガーを狙う価値はありますが、日本株の場合は魅力的なバリュー株を買う方が堅実でしょう。
PER(株価収益率)
株が割安かどうかを示す指標のひとつに「PER(株価収益率)」があります。
日本企業の場合、PERが15倍が平均と言われておりますので、決算が好調にもかかわらずPERが15倍以下だとすると割安だと判断されることが多いと思われます。
もちろんPERだけを見て投資をするのはいけませんが、経験の浅い方はひとつの指標になることは覚えておくと良いでしょう。
PERが低い(割安な)企業
では、割安な企業とは具体的にどこなのか。
私が独断と偏見で投資妙味があると判断した企業でポートフォリオを作成してみましたのでご紹介します。
重ねて申し上げますが、買い推奨してるわけではありませんので、その点はご理解ください。(2022/8/26現在)
企業名 | PER値 | 1株当たりの株価 |
商船三井 | 1.94 | 3,770円 |
ケイアイスター不動産 | 4.95 | 5,010円 |
丸紅 | 6.20 | 1,443円 |
三井物産 | 6.64 | 3,329円 |
ジャックス | 6.89 | 3,875円 |
三菱商事 | 7.94 | 4,579円 |
伊藤忠商事 | 8.25 | 3,928円 |
第一生命ホールディングス | 8.63 | 2,401円 |
三菱HCキャピタル | 8.79 | 673円 |
最後に
いかがでしたか?
まずは株価をチェックして浮き沈みに慣れましょう!